フランスのニュース(7月30日France 2)で紹介されていたのですが、今フランス人に有機ワイン(=ビオワイン)が大人気となっているそうです。
最近はワイン市場の1割以上が有機ワインなので、見つけるのも難しくなくなっていますが、お値段は、普通のワインより15〜20%お高くなっています。それでも、有機ワインは特にオーガニック専門店では目玉商品です。認証ラベルには、フランスのものとヨーロッパのものがあります。
顧客満足のため、有機ワインしか提供しないワイン・バーも出てきています。こうした需要を踏まえ、有機栽培のブドウを栽培するブドウ園も増えてきています。
しかし有機ワイン製造にはより多くの手間がかかります。例えば有機ワインには亜硝酸塩があまり添加されてはならず、また原料として化学肥料を使わず栽培されたブドウが必要です。ですから普通のワインを製造していた生産者が有機ワインを製造できるようになり、認証ラベルを取得するのに3年かかります。また、ブドウの病気に対しても今後、石油化学製品を一切使ってはいけません。
それでも自然環境、特にその土地の野生動物にとっては良いことですし、消費者はこのような流れを歓迎しているのです。
Par JJ Georges — Travail personnel, CC BY-SA 4.0, Lien
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