忙しい現代社会において、仕事の合間や食後のコーヒーは私たちにやる気や癒しをもたらしています。斯く言う私も一日に3杯は飲んでいますが、ロバボンで食後にいただくカフェ・オレは絶品です!某チェーンの泡ばかりのカフェ・オレとはモノが違います。コーヒーアートもカワイイですよね。
このように今や私たちの日常生活に無くてはならないコーヒーですが、その歴史や、コーヒー豆がどのように生産され加工されて私たちのもとにやってくるのかについては意外と知られていないのではないでしょうか?
2016年10月26日から2017年1月23日まで、マルセイユのMuCEM(注:2013年にマルセイユの町が欧州文化都市にマルセイユが選ばれ、それにあわせてオープンしたヨーロッパ地中海文明博物館 Musée des Civilisations d’Europe et de Méditerranée でミュセムMuCEMと呼ばれる。地中海文明に関する世界初の博物館。設計はアルジェリア系フランス人建築家のルディ・リッチオッティ氏。独特の外観も必見。)で、コーヒーに関するフランスで初めてとなる大きな展覧会 CAFÉ IN が開催されます。
訪れた人は、キューバ、パリ、ベニス、カイロ、マルセイユなど世界中の12の都市を旅しながら、コーヒーの歴史を学べます。さらにコーヒーにまつわる絵画、写真、彫刻、広告、記録映画の展示も。文豪バルザックはコーヒーを一日に50杯飲んでいたとか、同じく文豪ヴィクトール・ユゴーはコーヒーの出し殻で髪を梳いていたなんていう逸話も知ることができますよ。
展覧会の開催を記念して、10月29日にはカフェのギャルソン競争 course de garçons de café(これについては別記事で!)も行われました。
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