日本でも秋が深まると、栗のお菓子が店頭に並びますが、12月、クリスマスソングが聞こえてくると、フランスではマロングラッセの季節です。以前コラムでフランスの老舗マロングラッセ専門店 Sabaton サバトン社について書きましたが、フランスや日本を問わずいろんなパティスリーがこの時期、季節限定のマロングラッセを発売しています。
フランスで評判が高いマロングラッセとしては、やはり Sabaton が圧勝のようですが、Patrick Roger, Jean-Paul Hévin, Jacques Genin, Corsiglia, Boissier もランキングでよく見かけます。La maison du chocolat, Fauchon, Pierre Marcollini, Pierre Hermé, Sadaharu Aoki もマロングラッセを出してますね。日本で手に入るものも多いですが、Sabaton のものは、パリではあまり扱っていないので、フランスでも通販になってしまうようです。
http://www.sabaton.fr/marrons-glaces/coffrets-tradition/
日本のパティスリーでも、千疋屋、ゴンチャロフ、東京風月堂などのマロングラッセの評判が良いですが、ル・コルドン・ブルーのほぼ全コースを制覇したグルメなTさんは、神戸風月堂のマロングラッセをイチオシ。ぜひ食してみて!と6個入りの箱をいただきました。フランス語で書かれた箱のデザインがまた素敵。神戸にいながらにして、このようなクオリティの高いマロングラッセをいただけるなんて。お菓子の街、神戸を改めて再発見した思いでした。
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